正教会のウェディング
正教会におけるウェディングは、機密のひとつとされ、正式には婚配機密(こんぱいきみつ)と呼ばれます。この「機密」とは、ギリシャ語"μυστήριον"ミスティリオンの日本正教会における訳語で、カトリックの「秘蹟」に相当するものです。全ての機密と同様に、信徒のみがあずかる事の出来るウェディングとなっています。かつては、教会法上の例外規定を適用して、片方が信徒であれば、子共にも必ず洗礼を受けさせるといった条件付きで、この機密の実行が認められる場合もありましたが、今日においてそのような事例はほぼ絶無と言えるようです。正教会の婚配機密は、司祭による司祷のもとに聖堂で行われるウェディングで、ウェディング式場などで行われることはありません。婚配機密を受ける事が出来るのは信徒に限られますが、信徒でなくともウェディングに参祷するのは自由であり非常に奨励されています。